アイドルとヲタクの関係性
ブログの方ではめちゃくちゃお久しぶりです。あすなろです。
皆さん自担の年末年始出演番組の編集に追われてると思いますがいかがお過ごしでしょうか。
今回はこちらの綴さんの記事を拝見させていただきまして、色々思うことがありまして筆をとった次第です。
今回の記事は今までと違い、アイドルへの愛だけを叫ぶ記事ではなく色んな意味で多方面の方々へ不快感を抱かせてしまうかもしれない、ぶっちゃけて言えば炎上するかもしれない記事なのであくまでも「一ファンの意見」としてお読みください。
正直、この記事を読んだ感想は「なるほどなぁ」と思いました。
私は嵐ファンになったのが2010年頃のまさに嵐が一躍人気になってグイグイ来てる10周年の真っ只中でした。
何より、すごく自担の翔くんがキラキラしててカッコよくて推さざるをえないと思ったからです。
その頃にはまだギリ宿題くんもあって5×10も発売されてテレビを付けたら嵐を見ない日なんて無くて、ネットもそれほど見てなかったのでとにかくひたすらに「楽しい」という感情しか無かったです。
その少し後の2011年頃から多分Twitterを始めた記憶がありまして、嵐が深夜枠を無くしゴールデンに完全移行して『国民的アイドル』としての地位を固めようとしていた時期で多分一番ファンの中での「深夜枠復活」という意見が高まってた頃だと思います。
自分もファンになってから色んな所で昔の深夜枠だったり番組を見たり、確かに今の嵐も面白いけど昔のやりたい事だったりアホな事やってる嵐もいいなぁ面白いなぁ、復活したらいいなぁなんてその頃は思っていました。
そしてこの頃から「あの頃の嵐はよかった」という声をちらほらと聞くようになりました。
『サブカルやってるところが良かったのに』『前のアルバムの方が良かった』『前のコンサートの方がファンと深く繋がってる気がした』
私は言ってしまえば『ド新規』ヲタクなので深くは分からないかも知れませんが、昔の番組を見たり、前のコンサートDVDを見たり(いざっ、NOWなどの)して確かになんとなく言っている意味はわかる気がしました。
深夜枠だからアホな事やれて、嵐のまだ完全じゃない素な所も見れて。前の嵐はファンの母数が多い訳じゃなかったから単純にファンとの距離が近くて、でも物理的じゃなくて何となくですけど多分、心の距離も近かったんだろうなと思います。
そして今の嵐を見て、確かに嵐は変わったかも知れません。正直記事を読んで少し共感した所もありました。
でも変わってしまったのは本当に嵐だけでしょうか?
これは私の個人的な話になりますが『LOVE』の福岡に参戦した際、私は1人での参戦でした。開演前の嵐コールやC&Rなどが大好きなので声を張り上げたのですが、周りの声がすごく少なく感じました。
開演前の嵐コールもまばらで、開演前の映像が流れ出した途端一気にみんな立ち上がってようやく声を上げて。
(多分前日にTimeの伝説のアンコールを見たので余計にそう思ってしまったかもです)
アンコールの嵐コールさえも少なくまた開演の時と同じように音楽が鳴り始めたら騒ぎ始めて。
自分の主観かも知れません。でも私はこう思います。「変わってしまったのは嵐だけじゃなくてファンも変わってしまったのでは?」
確かに声を上げるのも人の自由かも知れません。でもメンバーが雑誌などでC&Rなど一緒に騒いで盛り上がってほしいと書いてありますし、彼らがそれを望んでるのであればファンとして出来るだけ応えたいと思います。
嵐自身今の売れている状況を「当たり前じゃない」と何度も発言しているのにファンがそれを当たり前と思ってはいないでしょうか。
コンサート毎年やるのも当たり前、シングルアルバム出してくれるのも当たり前、歌番組で他アーティストより多く歌わせてもらうのも当たり前。
「そうじゃない」と嵐が言っているのに私たちが胡座をかいていいんでしょうか。
盛者必衰の理とも言いますしいつまでもこの人気が続く訳じゃありません。でも「この夢」を嵐にできるだけ長く見させてあげたいし、今の嵐だからこそ出来ることが沢山あると思います。昔の嵐にしかできなかったこともあるけどあの時より成長して今の嵐にしか魅せれないものは沢山あるし、曲やツアーで私は見せてくれたと思っています。
この間の翔くんの発言でもありましたが、「BL好きの人には擦り寄っていかない(意訳)」これも言われて当然だと思います。
コンビ萌えや会場や番協などで絡みを見て歓声を上げるくらいならセーフだと思いますが、メンバーが見ていると言及しているTwitterなどの誰でも見れてしまうところでそんな妄想を垂れ流して見られていい気持ちをする訳がないと思います。『するな』という訳ではなく『TPO』を考えてください、と言うことです。
私もこんな大口叩けるほど立派なファンじゃないと思いますし、なんだか書いてきて申し訳なくなってきました。
それでもどうしても言いたいのが『与えられるものをそのまま受け取るだけがファンじゃない』と私は思っています。
いつもテレビや雑誌、コンサートで沢山の愛を届けてくれるアイドルだからこそ普段直接は伝えられない気持ちをコールの声量に乗せたり、彼らが恥ずかしくないような最低限の常識は守るファンでいるのが彼らに貢ぐ以外のヲタクが表せる『愛』なんじゃないかと。
それが欠如して、供給されるだけの存在はそれは『お客さん』なんだろうなと。
確かに嵐は変わったかも知れません。でもそれはファンも同じだと思います。
一方に変わってと求め続けるよりまずは自分たちから変わって見るのもいいんだと思います。
『ファンはアイドルの鏡』だから。
それに、嵐がずっと言い続けてきた『ファンの一人一人が大切』という気持ちは今でも絶対大きいと私は信じています。
そうじゃないと、コンサートであんな輝いた笑顔は出せないと思うから。
私は、これからも自分の大好きなアイドルを大切にしていきたいと思っています。
自担が結婚しました。
国分太一さんが結婚しました。
………は?????
確かに激しい萌えを感じながら胃が痛んだのはこれが初めてでした。
太一さん私と養子縁組結んでください!!!!!
初めてのコンサートの話
ジャニヲタにとって「初めてのコンサート」はきっととても特別で忘れられないものだと思う。
自担を何の媒体も間に入れず生で見つめる。数メートル先にアイドルがいる。そんなことはありえないと思って生きてきた私が初めて中学3年生の時に嵐現場に行ったときの話をしようと思います。
なお、この話には一応最前レポみたいなものも含まれますので「お前の席とかどうでもいいよ」って方はブラウザバックされることをおすすめします。
時は2012年。秋。popcornツアーが発表された当時私は中学三年生です。 その当時はまだファンになって2年目で親にも「ファンクラブに入れるのは高校生から」と言われてたので今年のツアーは諦めてました。 嵐現場はご存知倍率がアホみたいに高いですし、僅かな一般販売も電話が繋がらない間に終了してることがザラでもはや一般販売は幻みたいな所があるので「来年か…果たして当たるのかな…」みたいな事を思いながら学校に行っておりました。 そこで登場するのが今では私の相方であるリア友Mちゃん(仮名)です。 嵐のコンサート発表されたね〜なんて話をして。私来年じゃないとFC入れないし今回は無理だな〜とか言ってたら彼女はこう言いました。 「もうあすなろの分も応募してるよ?」
私は思いました。
ここに神はいた。
あまりにも神々しすぎてその場で「ありがとう!!!!ありがとう!!!!」と手を取って握手し腕をブンブン振り回しました。とんだいい迷惑です。 この初現場はMちゃん無しでは有り得なかったものなのです。本当に今でも強く強く感謝してます。改めてMちゃんありがとう。
だかしかし名義があったとしても、応募したとしても当たるとは限らないのがジャニーズのコンサートです。 私は当落メールが届く日にちまでずっと手汗をかきながら過ごしていました。Mちゃんならやってくれる。彼女ならやってくれる。と謎の期待をしながら当落当日がやってきます。 心臓が破裂するのではと思いながら自宅で携帯を握り締めながらリビングで正座しているとMちゃんから電話が掛かってきました。 高速で応答ボタンをおして携帯を耳に当て聞きました。 「どうだった?」 「あすなろ!!!!やったよ!当たった!当選!!!当選した!!」 「う、うわーーーー?!?!!やったあああああああpjdmxrmo(解読不能)」
見事Mちゃんのお母様が福岡ラスト当選しました。ありがとう、ありがとうとMちゃんにお礼を言いながら私は涙を流していました(ガチ)。 会えるんだ。あの人達に会えてしまうんだ。そう思うだけで涙が止まらなかったあの日。 その一部始終を見ていた母はただ一言「気持ち悪い」とだけ言っておりました。 そんな母親も今では自担の番組をしっかり録画してくれるヲタクに理解のあるマミーになりました。ありがとうマミー。 もう席なんてどこでもいい…天井でもいい…彼らに会えるんだったらどこでもいい… しかし幸運はまだ終わらなかったのである。
チケットがMちゃんの元に届くまで私はチケット代金をMちゃんに渡したりコンサートマナーやC&Rを必死にググっておりました。盛り髪は御法度…ヒールではなくペタンコ靴…うちわのホログラムシール使用は控える…などマナーと言うマナーを頭に叩き込み魂DVDでとにかくC&Rをしまくる日々。正にヲタク。 なんやかんやしてたら再びMちゃんからの電話が入りました。 お、チケット届いたのか〜楽しみだな〜スタンドかな?などと思いながら電話を取ると彼女はこう言いました。 「ヤバイ、ヤバイ、アリーナ、いちばんうしろ、花道最前、どうしよ?!?!?!?!」 …え??? 花道最前列???そんなバカなー!どんだけ近いのよそれ!あのメンバー達がヲタク達に手を振りながら道を行く正に花の道と呼ぶにふさわしい道の一番前の席?
…嘘だろ?
奇声を出しました。泣きまくりました。とんだ近所迷惑だよどアホ。最後は母親の言葉です。おっしゃる通りで。 花道最前とかもう恐ろしくなってきました。最前?夢?夢なの?ここでもしかして人生の運使い果たしてる?これ夢?私死ぬの?そう思いながら当日を迎えます。ちなみに前日に始発でグッズは買え揃え済みです。物販並ぶのがすげーーーー楽しかった…物販並ぶのさえ楽しかったんです。初現場で初最前心浮かれまくってます。 ちなみに一人で並んでその場で初めてあった方(偶然にも彼女もおひとり様でニノ担の大学生)とお話しながら待ち時間は過ごしました。嵐というコミュニュケーションツール大事。彼女は今も元気にヲタ活しているでしょうか。
そしてやって来る当日。 あまり実はコンサート始まるまでの出来事を忘れかけてます。コンサートの印象強すぎて。フォロワーと会った事は覚えてるんです。 チケットを係員の方に渡してゲートを通るのも、団扇と持ち物検査をされるのも全て特別に見えました。「これから…これから嵐に会えるんだ!!!やばい!!やばい!!!」それしか頭になかったです。ていうかあの人たち実在してんの?三次元?二次元じゃないよね?まさにこれはヲタクあるあるだと思うんですけど『コンサートで実際に姿を肉眼で見ないと彼らの存在を実感できない』これ絶対あるあるですよね。未だに存在疑ってますけども。あの人達夢の存在でしょ。
ドームに入るとむわっとした熱気と冠番組のCMが流れてます。もう頭真っ白です。「ど、どど、どこだろうね席ィ?!」と心臓をバクバクさせながらMちゃんに話しかけたり。Mちゃんもこんなに近いのはなかなか無くやはり少し緊張してたと思います。二人して「やばい…やばい…」と言いながら団扇を取り出したり荷物を置いたりしてました。どうかあの時一緒に入ったMちゃんのお母様にヤバい子だと思われてませんように。多分思われてるけど。荒ぶってすみません。(この場で謝罪する)
そしてメインステージにある画面が暗転した時、「キャーーーーーー!!!!!!!!!!」と周りから発せられる通称<ジャニヲタ歓声>。勝手に名前付けました。そして嵐たちが工場で作られる可愛いオープニングが流れ出します。 えっ……来ちゃうの……っ!?現れちゃうの?!どうする!?どうする!?どうもしねぇよ。もう思考がパンクしてました。多分これ声に出してる。Mちゃん本当ごめん。 そして出てくる嵐!!!!
「うわあああああーーーーーー!!!!!!!やばい!!!!動いてる!!!!動いてる?!?!?!動いてるうううう!!!!!」
これ出て3分ぐらい言ってました。挙句の果てにはMちゃんに「そりゃ動くよ!」とツッコミを受けるほどです。Mちゃん本当ごめん。(2回目) いやでもね?聞いてください。あの、会えるとも思わなかったあの神々しい彼らが今肉眼で捉えられる距離で歌って踊ってるんですよ?呼吸してるんですよ?生きてるんですよ?凄くないですか??もうこれ興奮するしかないじゃないですか??存在してるんですよ??拝むしかないですね??すいません落ち着きます。 落ち着いてきちんと興奮しながら(矛盾)力の限りMちゃんとC&Rをします。やべぇ…テレビの前でじゃない…!コンサートでペンライト振れてる…!煽られる時も「東京ー!」じゃなくて「福岡ー!」って言われてる…!これ書いててなんか泣きそうになってきました。気持ち悪いですね。でもこれ本当に嬉しかったんです。映像越しじゃなくてリアルタイムで彼らのコンサートを楽しめてる。もう最高です。正にここが「ワンダーランド」だと思います。
そして!!!!嵐が!!!!!花道まで来る!!!! その時の心情はまとまらないんでそのまま文章にさせていただきます。 「うああああああ?!?!距離ちか?!?!?!やべえみんなスタイル良すぎ?!?!顔ちっちゃい?!?!!!えっちょやばい近い意味分からん前歩いてる?!ジュニア引き連れてる?!神々しすぎか!!!?うあーーーーーー!!!!まさきくーーーん!!!じゅんくううううん!!!!」 これ全部声に出してる。そろそろ落ち着けと自分でも思います。 そしてこれだけは書き記しておきたい。私の一生に残る思い出。 大野智さんを釣り上げてしまった。
当時の私は「釣って♡」団扇*1を作っていなかった。 やっぱりこんな近くなら作っておけばよかった。そんなことを思っているとまさかの智くんがこちらへ近づいてくる。ええい!団扇が無いなら 自分から釣り上げてしまえ 大野智(字余りにも程がある)!!!!智くんが前に来た瞬間頑張って思いっきりレールを巻く動作をしました。ちょっと進んだあと、彼はこっちへまるで釣られる魚のような動作で引かれています。 まあ当然大パニックでした。これだけは一生覚えてます。冥土の土産にするつもりです。大野智さんと意思疎通が3秒でもできた。感動です。
ギャーギャーメンバーの名前を叫んだりC&Rしたり嵐コールしたりバラードでは静かになったりそんなことをしてるとあっという間に2時間が過ぎます。ドームを出た瞬間現実に引き戻されました。だが、まだ終わっていない私のコンサート。ここから他の友人と近くの飲食店でライブの感想を語りまくりました。1時間半くらい。すんごく楽しかったです。そしてやっぱり所々曲の記憶とか抜けてるコンサートあるあるを体感出来ました。「あそこ、もう1曲あったよね?あれ?なんだっけ?あれ?」「お前大丈夫かついさっきの出来事だぞ」みたいなね。それも少し感動しました。あるあるやん…!みたいなね!馬鹿ですね。
そして電車に揺られMちゃん&Mちゃんママとも別れ1人自宅への帰り道を歩いていきます。こうやって帰ってると本当にコンサートあったのかな?私本当に参戦したの?と不思議に思います。さっきまでの時間が楽しすぎて、夢から覚めて寂しい気持ちになります。家に帰ったら母親が起きていました。コンサートの感想をこと細かく語ってから荷物整理をしたら、初めて手に入れた銀テープとペンライトと団扇を見て、「あぁ、あれは現実だったんだ」と思いました。本当に一番楽しい時間を過ごせたなぁ。明日もまた頑張ろう。また彼らに会える日まで。またこの楽しい時間を迎えれるように。
これが私の初参戦の感想です。長すぎてビビります。これでも端折ったつもりなんです。最後に書くのもなんですけどお暇な時にお読みください。きっと文章相当荒ぶっているはず。嵐も5大ドーム決まりましたね。今年こそは…今年は入れますように…!!!!!!!!(去年落選した) こんな長文読んでいただきありがとうございます。皆さんの「初参戦」もしよろしければ書いてくれるとあすなろが飛んでいきます。(世迷言)
*1:智くんへのファンサおねだり団扇。これを運良く見てもらったファンは智くんから釣ってもらえる(レールを巻く動作)。